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費用・収益の繰延・見越

事務所の賃貸料や保険料など、営業活動以外の費用・収益の中にも 当期に該当しないものがあります。

例えば、事務所の賃貸料が前月支払だとします。
すると、期末月の賃貸料支払い分は、翌期分に該当するものです。

これらを調整するために、次の4つの項目があります。
前払費用:翌期に該当する費用の支払い分。
未払費用:当期に該当する支払いが済んでいない費用。
前受収益:翌期に該当する収益の受け取り分。
未収収益:当期に該当する受け取りが済んでいない収益。

●賃貸料10万円を前払いで支払った。
(借方)
地代家賃
100,000
(貸方)
現金
100,000
(借方)
前払地代家賃
100,000
(貸方)
地代家賃
100,000

これは、翌期には次のように処理する必要があります。
(借方)
地代家賃
100,000
(貸方)
前払地代家賃
100,000

●1年後に利子5万円とともに返済する約束で100万円を借りた。
借入れの当期期間は6ヶ月間。当期に該当する支払利息は、半分の2万5千円。
(借方)
支払利息
25,000
(貸方)
未払利息
25,000

翌期の返済時に、下記のように処理します。
(借方)
支払利息
50,000
(貸方)
現金
50,000
(借方)
未払利息
25,000
(貸方)
支払利息
25,000

ちなみに、
前払費用・未収収益は資産項目、
未払費用・前受収益は負債項目になります。
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