繰延資産は、数年間に渡って償却される費用です。
通常の費用は、対価が支払われたときに全て費用として
計上します。その期限りの費用です。
一方、繰延資産は、その効果が1年のみならず
複数年に及ぶと考えられるので、数年間に渡って償却することが
認められている費用です。
効果が複数年に及ぶと言っても、サービスや権利と違い
明確なものではないため、前払費用に計上せず繰延資産として
計上します。
商法で定められている繰延資産には、次の8項目あります。
(1)
創立費
(2)
開業費
(3)
新株発行費
(4)
社債発行費
(5)
社債発行差金
(6)
開発費
(7)
試験研究費
(8)
建設利息